おぺあんぷ
サウンドカードって言ったらオペアンプ交換じゃろうが!!なんていってみる。
先日、このサウンドカードに変更したことを書きましたが、これのオペアンプを交換してみます。
ええと、音にとって重要なICチップを、この機種も変えることができます。(前任のSound Blaster ZxRも変えることができます。)それを変えてみようと。ということで。
調査環境はこんな感じ。
- OS:Scientific Linux 6.7(カーネル設定などは、デフォです。)
- アンプ:CROWN D-45(Pro Cable様より購入)
- スピーカ:ElectroVoice Pro8A+WE指定箱(8インチ=20cm)(ザ・キット屋様より購入)+FOSTEXT90A
- パソコン:Core-i3を中心に添えた組み立て
- サウンドカード:ASUS XONAR Essence STX
音源:クラシックのみ。以下の音源をPCに取り込みました。
- A.プリンツ、ヴィーン室内合奏団:モーツァルトとブラームスのクラリネット五重奏曲
- A.クリュイタンス、パリ音楽院管弦楽団:ラヴェル管弦楽曲集、主にスペイン狂詩曲の終曲(大太鼓がどんな感じかな?)
- K.テンシュテット、ロンドンフィル:マーラー第五(第2楽章)
- H.S.イッセルシュテット、ヴィーンフィル:ベートーヴェン6番(これも好きな演奏の1つ)
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前も書きましたが、クラリネット五重奏がダメだったら、除外する。これは私の絶対条件です。なお、読者の皆様にとっては、「こちらのほうがいい」と思われることがあるはずです。これは趣味の問題です。どちらがより優れているかという点は、指揮者(この場合私たち)が決める問題です。
で、サウンドカードですが、こんな感じになっています。
ええと、このサウンドカードをグレードアップにするには、「2回路のオペアンプ」が合計3つ(上図白丸の三か所)必要だとこのことです。ということで、2回路のオペアンプを数種類揃えてみました。
- MUSES01×3
- MUSES02×3
- OPA2134×1
- OPA2604×1
MUSES01は、前任でも使用していたものです。すっきしりた雰囲気が魅力です。前任でもMUSES02も試しましたが、どちらかというとより落ち着いた…というよりも暗いという、ちょっとネガティブな印象だったと記憶しています。さて、今回はどうなるやら。
さて、デフォルトです。最初にラヴェルを聴きました…これ、モノラル?(ステレオ録音です)しかも、なんか迫力うすいし、上下は伸びてなさそうだし…結構の時間鳴らしたよ。これ。ということで、デフォだと全然満足しませんでした。本気で音楽を聴くんであれば。(最近いつも聞き流しなので、これでいいのかもしれませんが。)
I/V変換用×2と、差動/シングル変換×1ということで、まずはI/V変換2つを変更します。
2つ以上あるものは1と2なので、まずはMUSES01。
MUSES01:変えてよかった、といきなり思いましたね。明らかにステレオ感が増しましたし、音もはっきりしました。これでいいんじゃね?
MUSES02:MUSES01でもよくねと思ったのではありますが、それと比較して、より落ち着いた印象です。今回はこちらにしようかな。
次は差動/シングル変換×1です。
OPA2134:さらにすっきりしました。きれいになりました。明らかに変更したほうが良いと感じました。結構好きです。
OPA2604:これは力強い印象。ポップスにはいいが、クラリネット五重奏にはつかれそうなので止めておきます。
MUSES01:はっきりした印象はOPA2134と似た印象を持ちました。しかし、よりふくよかな気がしましたね。落ち着きます。
MUSES02:悪くはないけどちょっと暗いかも。
ということで、ここはMUSES01を選びました。
これで、より素晴らしい音楽ライフを…と思ったんですけど、このPC、主にYOUTUBEかゲームで使うんだよな…