走り納め
何はなくともこれは書く。
私の転居に伴い、本日私のオートバイ「SUZUKI アドレスV125S」を売却いたしました。
持って帰るという選択肢もあったはずですが、それは考えなかった。
来年職にありつけるのであれば、おそらくもう少し大きなオートバイに乗り変えていたでしょう。
来年の職にありつけない身としては、それどころではない?
一応職にありつけることを前提としていたので、最初から持って帰るという選択肢はなかったはずです。
しかし、よく走りました。11月初旬に購入し、冬の雪の時期は乗らなかった。そうであるにもかかわらず、購入時からの走行距離は5000kmを超えました。
なお、このオートバイは中古で購入したので、「総走行距離」はこれにさらに1000km程度上乗せされます。
嶺南地方を起点として、北は福井市街あたりまで、西は舞鶴や天橋立、南は京都市街に入りました。
明らかに「オートバイに乗らなかったら行くことがなかった」場所にも行きました。(越前海岸、熊川、名田庄、朽木などはその例といえると思います。)
色々な道、風景、風や森、海や川などを見て感じることができ、とても楽しかったのです。
「知らないほうが幸せだったんじゃあないか?」と思うこともあるくらいです。
そのため、本来ならば貯めるべきお金をオートバイとその免許、ガソリン代、周辺装備(ウェアやグローブなど)につぎ込んでしまいましたので。どれくらいになっただろう?
そして、走ることなどにかなり夢中になってしまったため、かなりの時間をオートバイ乗車に使ってしまいました。要するにとても楽しいと思えるものに出会えてしまったわけでして。今までありがとう。
次のユーザーはどういう人だろう。
大切に扱ったかといわれるとどうしても返事に戸惑ってしまいます。3回くらい転倒したし。
ですが、最後まで走りの感覚は変わりなかったので、エンジンやタイヤ回りなどは平気だと信じたい。
ともかく、私よりももっと良いユーザーが次の持ち主になることを祈っています。
ちなみに、ヘルメットは持って帰ります。
125cc以下用とのことなので、それより大きな排気量のオートバイに乗る際は使えませんが、何かの非常用に使うことがあるかもしれない?