コリン君の日記

私が食べたり飲んだり見た色々な物事を適当に紹介する日記です。

久しぶりの演奏会

 昨日のうちに更新したかったですが、写真の用意ができなかったので今日更新いたします。
 少し前の話になりますが演奏会に行ってまいりました。本当に1年くらいぶりですか。トン・コープマン指揮アムステルダムバロック管弦楽団の演奏会に行ってまいりました。写真は演奏会終了後のサイン会でいただいた、指揮者トン・コープマンのサインです。
 この団体はいまやバロック演奏についての権威的存在ですね。ただし、私がこのコンビの演奏に接するのはレコード演奏を含めてもこれが初めてになるのですが。
 この公演、招聘元の会社が倒産したとか何とかで、公演自体が危ぶまれたようです。一時期はポスター自体もなくなった記憶が…無事公演が聴けてよかったです。
 プログラムは前半がヘンデルの「水上の音楽」。休憩を挟んで後半が大バッハの「管弦楽組曲」の「第2」と「第3」というものでした。
 まず外面的なことから。金管楽器はもちろん(?)ピストンなどの弁がない「ナチュラル楽器」による演奏でしたが、速いパッセージも楽々…というか、バロック時代の作曲家は金管楽器にトンデモナイことを要求してたんだ(kBTはバロックを演奏したことがありません)。知ってはいましたが、実際見るとやはりびっくりしてしまいました。
 演奏については、テンポは全体的に速め(?)歯切れのよい演奏というところでしょうか。最初のほうはホールの響きのつぼを探していたようでしたが、すぐに見つかったようですね。私の座った席は1階席の奥のほうではありましたが2階席の屋根がかかってしまうところでした。序曲のうちに音がホールいっぱいに響く雰囲気が出てきましたね。大オーケストラの作る音楽とはまた異なる、室内オーケストラの作る音と音楽を堪能いたしました。