気づいたら、肩から下が、HYOD製
12月の話になります。「プロテクタ買いたい」と、当公開日記でも何度か言っておりましたが、とうとう購入いたしました。
購入先は京都のライコランド。
オートバイ屋さんは結構あるのに、備品がたくさんあるお店は意外と少ない気がします。これ以上となると、私が見た中では実家の近く、U-mediaの本店くらいです。(平成30年4月2日改訂。U-media本店ですが、確かに各種用品についても結構な数の取り扱いがあるのですが、比較的リーズナブルな価格帯のものが中心のようにも思えます。例えば、京都ライコランドですと、ヘルメットはArai、Shoei、OGKなど他海外のメーカーも含め各種一流メーカーのものが、種類はフラッグシップモデルからエントリーまで、サイズカラーでもかなりの数の展示があります。U-media本店では、ヘルメットはフラッグシップモデルは見なかったかも。そういえば、オフロード用のヘルメットはあったかな?という感じです。あと、U-mediaはHit-airのエアバックジャケットの販売に力を入れているようです。今度は250cc級に乗りたいと思うので、その時は同時に購入したいかも。ただ、U-mediaのオートバイの在庫量は、新車中古合わせてかなりの数に登りますため、展示品を眺めているだけで1日は潰せるかもです。)
なお、ライコランド京都店はヘルメットだけでもかなりの数があり、その他プロテクタや備品など各種たくさん扱っております。商品を見てるだけでも楽しかったですし、スタッフの方もいろいろ教えてくださります。(この度はありがとうございました。)
さて、購入前の私の状況は
- 125cc以下用のヘルメットはある。
- 雨具は好日山荘で買った。
- その他の防具関係は無し。
こんな感じでした。
で、購入したい物品などとその条件はこんな感じ。
- 冬用。寒いっしゅ。ですが、他の季節にも適用できそうなものがあればそれを選びたい。
- グローブ
- 胸プロテクタ(頭部に次いで、胸の強打で亡くなったライダーもかなりいらっしゃるようです)
- 背中プロテクタ
- 肩肘なども守ってくれるような奴
- 膝プロテクタ付きのズボン
- 普通のジャケットとかズボンぽいやつがいいな。ツナギっていうんですか?レーサーが着ていそうなやつだと、安全であっても、コンビニや道の駅の風景にちょっと溶け込めない気がします。
- (できれば)エアバック
- (できれば)アライのメットを装備して塔の制覇に...じゃなかった、安全ツーリングしたいところです。ですが、今持っているので後回し。
- (できれば)安全靴も欲しい。ただ、まだ大きなオートバイじゃないから(SUZUKIのV125Sにに乗っております。)後回し。
- 予算上限は無し。安全上の理由があればより良いものを選ぶ。すべて揃えても、新車のオートバイ以上の値段にはならないでしょう。私、一生モノのつもりでものを買う場合、「最高級品」を選ぶ傾向があります。
で、お店の方からご助言ご推薦をいただきまして、選びました。タイトルの通り「肩から下がHYOD製」です。靴を購入してないので厳密には方から下すべてではないですが。
で、購入したものがこちら。
ジャケットには肩肘背中にプロテクタが内蔵されています。
そして、胸プロテクタとはマジックテープで着くようになっています。
ズボンの方も膝にプロテクタが装備されています。
手の甲にもプロテクタが付いています。
手袋をしたままのスマートフォン操作もできます。(執筆日にて、スーパー内で気づきました。割と操作しやすかったです)
この胸プロテクタ、CE prEN1621-3 level 2認可だそうで。
何のこっちゃって調べてみると様々なブロガー様がまとめておられますなあ。例えばこちらなど。
バイク用プロテクター CE規格? EN規格? level1,2? | 暮標
数値的な資料無いかな?と、ウェブ検索で探してみたところ、フォースフィールドというところのプロテクタを扱っている代理店のウェブサイトにて、商品説明と絡めたPDF資料がありましたのでこちらに。
http://www.respro-jp.com/img_ff.new/CE-2015.pdf
ヨクワカラナイ。よく読んだら数値的なことは少しわかりました。
プロテクターに加えるエネルギーは50ジュールです。(約2.5 kg のストライカを高さ2 mから落下)加えられたエネルギーがプロテクターを通して伝導した力はキロニュートン=kNで表示され、数値が小さい程より衝撃吸収力が高い事を表しています。
(PDF資料より)
ええと、私の勝手なイメージですが、「2.5 kgのボウリング球を2 mの高さからプロテクタに落としてみて、そのプロテクタを通して受けたおそらく衝突の瞬間における最大力を求めてる」と。最大力が小さい程、体へのダメージは小さいと。
ただ、この資料でも1621-3については書かれてないみたい。
とりあえず、CE規格でlevel 2ということはより頑丈になっている、あるいはショックを吸収してくれるということはわかりました。とりあえず現状で「これで死んだらあきらめろ」ということかな?
合計約十万円の買い物。もしヘルメットとブーツを買ったとしたら二十万円になっているところでした。オートバイの値段と比較すると...割と冷や汗レベルの比較です。(125cc級だと30万円くらいです。)でもいいんです。一生もののつもりだから。これらを装備して、より安全なオートバイ生活をするつもりです。
着心地についてですが、最初のうちはちょっと窮屈な気がしましたが、だんだん慣れてくれるもののようでして、結構着心地いいです。
冬の結構冷たい空気の中で走ったにも拘わらず、防風性はとてもよく感じました。今までのレインウェアと比較しても寒さはより感じなくなりました。でも、あんまり長く走っているとやはり冷えます。まあ、我慢できないほどじゃあないけど。
え?防御性能?レポートしない予定ですがなにか?というか、そんな事故に会いませんように気を付けます。