ドラゴンクエストの演奏会
あの会場で、このディスクを「意図して」買った人間は私くらいでしょう。とコリンは勝手な妄想に悦に入ってここぞとばかりに自慢げに暴露します。
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はじめて行きました。ドラゴンクエストの演奏会。
考えてみたら、私がオーケストラとクラシックに興味を持ったのは明らかにドラゴンクエストから。その後、レコードはかなりの数に登ってますけど、今でもドラゴンクエストのディスクを取り出すことは多いです。
東京弦楽合奏団やNHK交響楽団の演奏のものが多く、それらは現在どうも廃盤らしいです…私個人としては、東京弦楽合奏団とのドラゴンクエストI 組曲の編曲って好きだったんですけど…
そのくせにに、生演奏となるとほとんど機会はありませんでした。
この度、7/29、京都にて、すぎやまさん自身の指揮による、京都市交響楽団の演奏会にて聞くことがかないました。先日旧豊郷小学校校舎に一緒に行った友人と一緒に行きました。
曲目はドラゴンクエスト7の組曲です。途中途中でいろいろなトークを交えての演奏会です。
演奏については、ちょっと金管が強すぎるかな、とかソロがもっと大きければいいのに、とか辛口になりたいところもありますけど、それでもとても良い時間を過ごすことができました。
洞窟の音楽とか、結構大胆なことをやっているのですね。大胆って言ったら、例えば「III」の塔とか幽霊船なんて、すごいことやっていますよね。あれ、ゲーム音楽でやったんだ…とおもってしまう。しかも、それがとてもあの場面にあうんですから。
また、京都のオーケストラも結構いいサウンドですね。今度はブラームスなどでもお会いしたいです。大フィルと京都、楽しみが…あまり増やさないでください(><;)
アンコールとして演奏されたのが「III」より「冒険の旅(フィールドの音楽です)」そして「V」より「結婚ワルツ(エンディング、と言っといた方が楽でいいや)」でしたが、こちらはとてもバランスが取れた音で最後まで堪能しましたよ。というか、冒険の旅のほうですが、しばらく金管と打楽器セクションのみでの合奏であったことにびっくりした。
さて、冒頭のディスクですが、すぎやまさんのドラゴンクエスト以外の曲を聴くのもこれが初めてです。「亜麻色の…」があったっけ?知らんけど。
こちらですが、特に「弦楽のための「舞曲」2007」ではドラゴンクエストの先ほど出ました塔とか洞窟とか幽霊船とかに出てきた大胆な和音の雰囲気が…このような現代的雰囲気のものは、とっつきにくいところもあるでしょうが、聞けて良かったと思う一枚でした。ドラゴンクエストの後だと聞きにくいかもしれませんが、これもまたよかったですよ。