コリン君の日記

私が食べたり飲んだり見た色々な物事を適当に紹介する日記です。

12dB/oct

先日のスーパーツイーターの続きです。

colin12345.hatenablog.com

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見る人が見ればわかるかもしれませんが(というよりかタイトルに書いてありますか。)スーパーツイーターのネットワークを12dB/octとしました。

えーと、高音用スピーカー(ツイーター)にコンデンサーを「直列」につなげると、ある周波数から下の周波数の音がだんだん出にくくなります。コンデンサー直列では、ある周波数から1オクターブごとに6dB小さくなります。(6dB/octと表現しております。)今回ですが、この回路にさらにコイルを「並列」につなげることで、さらに低音の出にくさをさらに急に(12dB/oct)したというところです。その他、色々実験してみました。ツイーターのユニットはARTの25HP-03です。ちなみにメインスピーカであるフルレンジ(LC12S+ハセヒロのMM-161)のほうはハイカットしていません。

先の記事でも書きましたが、0.68 uF+0.33 uFの直列(0.22 uF)では、雰囲気は確かに変わりましたが「余り変化がない」というところが正直な感想でした。そこで、もっとローカット周波数を可聴帯域側にする代わりに、カットの傾きを急にするとどうなるか、という実験をしてみました。

写真にもありますとおり、ネットワークを組むための端子も購入しました。おかげで工作が楽になりました。今回は0.68 uFのコンデンサーと0.05 mHのコイルを使用しました。計算式によると20 kHzあたりからのローカットです。実際ツイーターからはほとんど(楽器の)音は出てきません。

さて、前回0.68 uFの直列だけでは高音が強く出すぎた印象がありましたが、今回は結構好印象。まず、ほとんどメインスピーカの音色を汚すことはないと感じました。さらに、金管や高弦がすっきりした印象です。特に「よくなった」と思ったのは音の残響がさらに感じるようになったこと。ブルックナーのミサ曲などの合唱を聴いていると、さらに落ち着いて聴くことが出来るようになりました。

一応、0.025 mHのコイルも用意して、0.33 uFとの組み合わせも出来るようにしておいたのですが、先ほどのが結構な好印象でしたので、こちらの組み合わせは試さず、このままにしてしまいました。しばらくはこれでのオーディオ演奏ですね。(^0^)

となると、低音も改善したくなってきまして…量感というよりかは伸びかな?MM-161 + LC12Sでも、単体でもとてもよい演奏を聞かせてくれるのですが…今はまだ出来ませんが、スーパーウーファーの追加、そのうちやりたいですね。…(^^;)